ドッグフードの重要性・疑い
ドッグフードの重要性・疑い
チキンのタンパク質量は22%程度。
チキン使用80%のドッグフードのタンパク質量が30%、おかしくないですか?
こんな疑問から理想のフード探しが始まりました。
色々考えました。
なんで、100%使用されてもいないのに増えるのか?
乾燥された肉を使っているのか?
その場合には、表示が必要だから・・・
結局は、動物性以外のタンパク質を用いる事で数字を上げてあるのですが、宣伝とすれば、効果的に見えます。
犬にとってタンパク質は重要な訳ですので、数字が上がれば良い製品に見えます。
しかし、ここで重要なのは動物性という文字が抜けています。
最近では、含有タンパク質の区分けの表示がしてあるものもあるので、良心的と感じる物もあります。
例えば、この製品のタンパク質量は34%であるため、動物性タンパク質は27.5%が動物性タンパク質と分かります。このフードはドライフードでは凄く優秀なフードです。
しかし、大半のフードは15%程度が平均と言うところでしょうか。
更に与える際は、水を入れ生食を再現した場合には食事全体の動物性タンパク質は、上記のもので11%程度まで下がることになります。
平均的な商品に関しては、5%程度しかない事になります。
これでは、生食のチキンの半分しかタンパク質を取る事できません。
ローデハイドのスマックの場合、全てが動物タンパク質であるため、記載されている数字が栄養素となります。
上記と同じように水を加えて与えた場合、19.2%が実際摂取するタンパク質となります。
高タンパクの様に見えるスマックですら、実際には自然に近いものとなります。
このことは、カロリーや炭水化物他の面でも同じ事が言えます。
フードメーカーが人を集めるための数字は、掘り下げれば真実も見えてきます。
しかし、多くの人達は、そこまでは見ることはありませんので、表示に関するガイドラインやモラルは必要かもしれませんし、ユーザーも疑う事が必要な時代なのでしょう。
一見健康的に見える犬も、実際は炭水化物で内臓脂肪が増えているだけかもしれませんね。