ドッグフードの重要性・消化率
・ドッグフードの重要性・消化率
消化率とは胃に停滞する時間です。
調理された肉は、早くなります。
ローフードは比べると遅いです。
魚の場合には、逆になります。
ローフードを与えると、排便が一日1回になることが多くなります。
消化が穏やかだからだと思われます。
前回、ローフードの意義について書いたのですが、調べていく過程で
疑問もいくつかありました。
化学畑を歩んできた私にとって、消化率や吸収率などは簡単にできた方が良いのでは?と考えておりましたが、机の上の計算だけでは上手く行かないのも重々承知な訳で、ましてや消化吸収に関しては解明されていない事も多い訳ですので、ちょっと分野の違う生物学の進化の過程や遺伝子、統計をベースに考える方がベターではないのか、そうする事で疑念も減り、また化学的な結びつけも想像ができることとなりました。
ここからは、私の推測となりますので確信ではありません。あくまで想像です。
生き物全ては、食事を胃腸で分解吸収しそれをエネルギーに変えるという基本作業は同じです。
その際の消化吸収という反応速度は、重要な訳です。
適切な温度、圧力、量は絶対に関連している訳でそれが違えば上手く反応を起こせなかったり、過剰に反応してまうなんて一般的に知られていることです。
単純に考えれば生き物の胃腸でも、この作業を行われている訳ですので、分からない部分が多くあるのに消化率を簡単に上げれば、反応のバランスが崩れ下痢をしたり、不純物を生成したりで、疾病の原因になるのは普通なのかもしれません。
化学的に作り上げられた食品は机の上では優れた食品のような気もしますが、生物学的な結果を見れば、良い結果は招いていません。
加水分解食品などは、分子レベルまで分解してありアレルギーとなりにくいものではありますが、重大な疾病(ガン)の原因でもあります。
それは、この国でさえも警告されています。
犬達は数千万年をかけて、進化を遂げている訳ですが歯の形は肉食獣のままです。
ドライフードの100年程度の歴史で急激に進化を進む事はありません。
ただの人間の利便性のみです。
犬本来の食事に戻す必要があるのではないのでしょうか。