ドッグフードの重要性・ローフード市場
・ドッグフードの重要性・ローフード市場
メーカーもあの手この手を考えるようで。
市場の変換が進むと、本当に残念なメーカーも現れてきます。
仕方なのでしょうか・・・
前回のブログでPetcoが添加物を入れた物は販売しないと言うのは、ただ健康を考えてだけではありません。
技術的な人達とマーケッティングの専門家でチームを作り、詳細な市場調査を行い決定した事です。
87%の犬・猫のオーナーは、添加物のない健康的な物を願っており、59%は積極的に買い求めると結果をデーター化している為です。
売っていく自信とデーターを所有しているのです。
彼等は、これから納入される商品の添加物を見逃すことはないでしょう。
一切受け付けないと宣言しています。
アメリカのペット所有者は、そのショップに商品が有るのか無いのかで、概ねの良し悪しがつく事になります。
残念なことは、その部分だけクリアできれば問題ないと発想するメーカーも少なからずいる事です。
そんな流れに向かっている事で、デハイド製品やパウチで包装したものを見かけるようになったのですが、残念な事にローフード風の製品が出回るようになっています。
ローフードにするためには、全くもって必要のないジャガイモやコーンを配合したり、明らかに原料コストを下げるためのカサ増しが平然と行われています。
コーンならまだしも、それを加水分解し「グルテンを取り除いている」など書いて消費者に安心を植え付けようとしておりますが、それは馬の飼料の副産物にすぎず、言わばゴミです。ゴミでコストダウンを行なっているわけです。
犬には必要ない物です。
ただ、この様な製品の見分けは難しくはありません。
先ずデハイドやフリーズドライ製品であれば、タンパク質の割合が高く表示されています。45%近く表示がされているはずです。
単純な事で水分のみ脱水すれば、タンパク質の割合が増えるわけですので先ずはそれを確認することが第一です。
次に豆類の確認です。豆にもタンパク質が含まれていますので、入っていれば当然数値が上がります。
不要です。コストダウンのためです。
豆が原材料に記載されていれば考慮する必要があります。
デハイドやフリーズドライ製品で30数%などまともな製品ではありません。
パウチを含むフローズンタイプの製品は水分を多く含むので、逆のパターンになります。
生の肉の場合、タンパク質の量は20数%です。
野菜などを混ぜますと、当然10数%になります。
生食の場合には、量を食べる必要があります。体重の2.5%が標準の給食量です。
デハイドと違い必要なエネルギーを量でカバーするのです。
フローズンでありながら、タンパク質が30%を超える場合は何かを混ぜてあるか一部脱水してあります。
厄介なのは、パウチになっている製品で、一見ローフードに見えてしまい諸費者に分かりにくいものです。
加熱加工してあるにも関わらず、柔らかいわけですから、均等に水分を保つために凝固剤を使用し粘度を調整してあります。水分が残してあるためカビの問題もあり当然それを防ぐ薬品も使用してあります。
凝固剤の多くは、芳香族系化合物が使用してありその多くは発ガン性があります。
研究者レベルですと一般的な認識があると思うのですが、私はありました。
先輩方から「発ガン性あるからね」ってよく脅されておりましたが、ドッグフード
製造メーカーや輸入元が言うには、因果関係が立証できていないので問題ないと見解します。
研究者レベルになるとその様には考えていません。
そもそも、製造メーカーや輸入元販売元は立証できない事を盾に「疑わしきは罰せず」の理論で自由に販売していますが、健康を作り出す食べ物ですから、「疑わしきは排除するべき」ですね。
身の回りにありませんか?でかいハムみたいなドッグフード。
ドッグフードだけではありませんよ。
化粧品も建材も。