ドッグフードの重要性・低タンパク質ドッグフード
■ドッグフードの重要性・低タンパク質ドッグフード
⒈最近の研究
低タンパク質のドッグフードは物議をかもしています。
多くの獣医師が高タンパク食勧めないとしても、最近の研究では彼等の
見解と研究結果は相違があると言う事です。
それは、たとえ軽い腎臓に問題があるシニアドッグであってもです。
腎臓病の犬に関するある研究では、研究者は次の様に結論つけています。
「結果は、高タンパク食を摂取することが腎機能に重大な悪影響を及ぼす事はない」
別の研究では、高齢犬を2たつのグループに分けて研究されています。
一つのグループには低タンパク食、もう一つには高タンパク食を4年間与えられています。
「研究結果は、高タンパク食による悪影響はなく、死亡率は低タンパク群で実際に高かった
と言う結果です」
⒉高タンパクは腎臓病を引き起こしますか?
この結論の結果は下記です。
「高タンパク質ペットフードは、通常の動物の腎臓に有害ではありません。
動物の体はタンパク質を消化し代謝するにつれて、窒素が副産物として放出されます。
過剰な窒素は腎臓から排泄されます。高タンパク食はより多くの窒素副産物を生産し、
腎臓は単に尿中の窒素を排出します。」
「これは腎臓を「過労」させ、腎臓の損傷を引き起こす可能性があると思うかもしれません
が、これは真実ではありません。
腎臓の濾過能力は非常に優れているので、1つの腎臓でも通常の生活を維持するのに十分
な機能を備えています。」
⒊有益なタンパク質は少ない窒素副産物
なぜ高タンパク食が高齢犬の犬や腎臓の健康にとって危険だと信じ込まれているのか。
「この神話は、おそらく質の悪いタンパク食環境に置かれていたため、始まった事なのです。
消化性の良い犬にとって質の良い有効なタンパク質は、窒素副産物が少なくこの様な神話は
当てはまらない」
⒋タンパク質ではなくリンを制限する
腎臓機能障害のある動物は、リンの摂取を制限する事でより効果があると報告されています。
ただし、予防的に制限をしても、腎臓病の発症を遅れさせたり、健康な高齢犬に利益をもた
らす事はありません。
この研究はこの様に結論つけてあります。
「優れた獣医師が、タンパク質の摂取が厳しいと言わない限り、腎臓への損傷やストレス
を心配せずに高タンパク食を与えることができます。」
⒌結論
生物学的に犬は肉食です。犬にとってはタンパク質は最も重要な栄養素です。
良質なタンパク質は犬達のボトムラインです。
しかし、ドッグフードの蛋白源には有益であるもの不利益であるものが存在しています。
研究結果からすれば、低タンパク食は犬にとって良い影響はありません。
かと言って、高タンパク食と言えでも質の悪い原料を使えば同じ事です。
現在も9割以上のフードに良質と呼べない原料が使われています。
その現状を理解しパートナーの健康管理を考えることをお勧めします。
参考文献
Finco DR, Brown SA, Crowell WA, et al, Effects of aging and dietary protein intake on uninephrectomized geriatric dogs, Am J Vet Res 1994; 55:1282
Thorpe-Vargas S, Cargill JC, Fortify the Food Bowl for the Aging Canine
Drs. Foster and Smith, Ibid
Smackは国内のドッグフード ランキングなどには、選ばれる事はございません。
優れた商品であっても、アフィリエイトをかけてないからです。
J-Smackではそこに真実が無いと考えております。
Smackのご購入はこちら